PATRICK FOOTBALL #16

ー 2026年、PATRICKのサッカースパイクが限定復刻いたします
2026年6月1日(月)よりクラウドファンディング「CAMPFIRE」にて受注を開始

WEBコンテンツ「PATRICK FOOTBALL」第16回。 今回のゲストは、Jリーグの複数クラブでMF(ミッドフィルダー)として長く活躍された渡邉 大剛(わたなべ だいごう)さん。

名門・国見高校時代には全国高校サッカー選手権大会で優勝を経験。そして高校卒業後の2003年にプロ入りし、16年間にわたり国内外のクラブでタフに戦い抜きました。

2018シーズンをもって一度プロの現役引退を発表しましたが、2019年7月からは社会人サッカークラブの品川CC横浜で現役復帰し、仕事とサッカーを両立する「デュアルキャリア」を実践されていました。そして改めて2020年12月に引退されました。

そんな渡邉大剛さんは、プロ入り後すぐからPATRICKのスパイクをご愛用いただいておりました。 当時のPATRICKとの思い出や裏話だけでなく、今後について、また現在絶賛開催中の「PATRICKスパイク復刻プロジェクト」についてもお話を伺いました。
どうぞ最後までお楽しみください。

Guest_Daigoh Watanabe
Interview_Kenji Takehara
Photo_Yusuke Hosoi
Edit_Toshihiro Otake

渡邉大剛

1984年12月3日 生まれ、長崎県南高来郡国見町(現・雲仙市)出身の元サッカー選手。 国見高校から京都サンガ、大宮アルディージャ、韓国・釜山、カマタマーレ讃岐、品川CCで活躍。Jリーグ等で16年間タフに戦い抜いた経験を活かし、現在はサッカー選手の代理人事務所であるグロボルフットビズコンサルティング株式会社でサッカー選手のサポート、また株式会社AWESOMEのアドバイザーとして体育会学生のキャリア支援や現役選手のセカンドキャリア支援に奔走。さらにサッカースクール代表としてサッカーの指導や解説など、多方面からサッカー界に貢献しています。

@daigohwatanabovic

ー 最初に、これまでのキャリアや経緯について、お聞かせいただけますか?

渡邉大剛氏(以下、渡邉):生まれは長崎県の雲仙市(旧国見町)です。
チームに入って本格的にサッカーを始めたのは小学2年生の時ですね。僕には弟が2人(渡邉千真・渡邉三城)いるのですが、みんなサッカーが好きで、それより前の幼稚園の頃からよく兄弟とボールを蹴って遊んだりはしていました。

そういえば当時、近所の子どもたちを集めた地域対抗のミニ大会のようなものもあり、そこで僕たちのチームが優勝したことも良い思い出として残っています。

あとはやはり、環境が大きかったですね。
近所にサッカーの超名門である国見高校がある環境でしたので。サッカーが盛んと言われるような場所で、日常的に高いレベルのサッカーが身近にありました。他県に比べても、そういうエリアで育ったことは幸運だったと思います。

ー その後はどういったキャリアを歩まれたのでしょうか?

渡邉: 中学はそのまま地元の国見中学校に進学しました。公立の中学校なのですが、当時は「国見でサッカーがしたい」という強い想いを持った子たちが、県内外から自然と集まってくるような学校でしたね。

2つ上の先輩には、後に日本代表としても活躍される大久保嘉人さんもいらっしゃいました。大久保嘉人さんは福岡県の出身なので、わざわざこの国見まで来て下宿生活を送りながらサッカー漬けの毎日を送っていました。そんな凄い先輩たちの背中を間近で見られたのは、本当に刺激的な環境でした。

高校も、迷うことなくそのまま国見高校へと進学しました。当時の国見高校といえば、全国に「日本一練習がきつい学校」としてその名が轟いていました(笑)そのため、中学の仲間の中には、「あそこまで厳しいところに行くのはちょっと…」と、別の高校へ進学していく子も結構いましたね(笑)

ー 地元という強みもあったかと思いますが、あえてその厳しい国見高校を選んだ理由を教えてください。

渡邉: 一番は、将来プロサッカー選手になるという目標から逆算した時に国見高校へ進学することがベストだと考え、また地元のヒーローたちが全国大会で勝ち進む姿をずっと見て育ちましたから、自分もいつかあの舞台に立ちたいという夢がありました。

それに加えて、名将である小嶺忠敏先生の元で指導を受け、人間としてもサッカー選手としても鍛え上げられたいという強い想いがありました。国見高校の門を叩く部員たちは、みんな「日本一過酷な練習を乗り越えて、絶対に全国の頂点に立つんだ」という同じ覚悟を持っていました。

言葉にしなくても通じ合える、熱い同志のような仲間がたくさん集まっていたからこそ、あの苦しい練習も全員で乗り越えられたのだと思います。

ー 高校卒業後のプロ入りのキャリアについてもお教えください。

渡邉: 高校を卒業するタイミングで、本当にありがたいことに、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)からお声をかけていただきそのまま2003年に京都へ入団することを決めました。

小学生の頃から「将来は絶対にプロサッカー選手になる」と自分の学習机やノートなどいたるところに書くくらい強い夢を持っていたので、オファーをいただいた時は本当に嬉しかったです。

やっと夢のスタートラインに立てたという高揚感と、ここからプロの世界で勝負していくんだという強い覚悟が入り混じっていたことを、今でもよく覚えています。

ー その後、Jリーグでの活躍を経て、海外リーグへの挑戦もありましたね。

渡邉: 京都で8年間お世話になった後、2011年に大宮アルディージャへ移籍しました。大宮では5年間プレーさせていただき、副キャプテンを務めるなど選手として一番脂の乗っている時期に本当に濃い時間を過ごしました。そして31歳になる2016年に、韓国のKリーグ(釜山アイパーク)へ完全移籍することになります。

今でこそアジアの他国リーグへ挑戦する日本人選手は増えましたが、当時はまだ韓国のリーグに渡る選手は少なく、周囲からは「珍しい選択だね」と言われることもありました。ただ、実際のところは当時大宮との契約が満了になり、国内で移籍先を模索する中、なかなかチームが見つからず声をかけてくれたのが釜山アイパークでした。

年齢的にも簡単な挑戦ではありませんでしたが、当時は「プロとしてサッカーを続けるにはこの選択肢しかない、ここで這い上がってやる」というハングリーな気持ちで海を渡る決意をしました。実際のところはサッカー文化も異なりなかなか思うような結果も残せず半年での退団となってしまいましたが、いま振り返るとこの韓国での経験がその後のサッカー人生や、今のセカンドキャリアにも大きな財産となっています。

ー プロとして輝かしいキャリアを歩んでこられたかと思いますが、現役時代にPATRICKのスパイクを着用されるようになった経緯について教えてください。

渡邉: 京都パープルサンガに入団して本当にすぐのタイミングで、PATRICKさんから「スパイクを履いてみませんか」とオファーをいただいたのが最初のきっかけです。当時、京都のチームの先輩にもPATRICKのスパイクを愛用されている方がいらっしゃって、その姿を見て「かっこいいな」と思っていました。

そんな中、当時のスカウトの方を通じて正式にお話をいただいたんです。高卒ルーキーだった僕に対して、そんな素晴らしいメーカーから声をかけていただけるなんて夢にも思っていなかったので、本当に驚きましたし、とても嬉しかったことを今でも覚えています。

ー PATRICKというブランドは、オファーを受ける前からご存じでしたか?

渡邉: もちろんです!サッカーファンの間ではお馴染みのブランドですし、プロの世界に入ってからはもちろん、実は学生時代にもPATRICKのスパイクを実際に履いてプレーしていた時期があったんです。その時の「もの凄く足に馴染むな」という抜群の着用感がずっと良いイメージとして頭に残っていました。だからこそ、プロの舞台で再びPATRICKを相棒にして戦えるというのは、運命的な嬉しさがありました。

それに、PATRICKは当時から「日本国内での生産」に非常にこだわっていらっしゃって。だからこそだと思うのですが、僕たち選手側の本当に細かい要望や、わがままな注文にも、いつも優しく、そして完璧に応えていただきました。あの職人技とも言える丁寧な対応は、今でももの凄く鮮明に記憶に残っています。

ー 具体的に、どのようなカスタムや要望を出されていたのでしょうか?

渡邉: まず、僕の足型を本当に細かく取ってもらうところから始まりました。僕は少し足の形に癖があったので、かかとのホールド感を出すためにヒール部分を少し低く削ってもらったり、土踏まず(アーチ)のクッションの高さや位置をミリ単位で調整してもらったりしました。

あと印象に残っているのは、当時の京都のチームカラーは紫だったのですが、「どうしても赤が履きたいです!」とお願いして、チームカラーとは関係のない赤のスパイクを作ってもらったことと漢字で大剛と名前を入れてもらっていたことです(笑)そんなこちらのこだわりやこだわりにも嫌な顔ひとつせず、常に100%以上のクッション性とフィット感で応えていただきました。

プロとして戦う上で、これほど心強いサポートはなかったですし、心から感謝しています。

ー 約5年間という長い期間、PATRICKを履いてピッチに立たれていましたが、何か特に印象に残っている試合やゴールはありますか?

渡邉: 先ほどもお話しした通り、プロ1年目の入団直後からずっと着用させていただいていたので、僕の「J1初ゴール」の瞬間も、「J2初ゴール」の瞬間も、すべて足元にはPATRICKのスパイクがありました。自分のプロサッカー人生の始まりと大事な節目を一緒に戦ったスパイクなので、どの試合も鮮明に覚えています。

特に忘れられないのが、J1での初ゴールの時です。当時、スカパー!の番組で「月間ベストゴール」という、その月に決まった一番素晴らしいゴールを選ぶ企画があったのですが、なんと僕のJ1初ゴールをそれに選んでいただいたんです。僕の長い現役キャリアの中でも、月間ベストゴールに選ばれたのはそれが「最初で最後」でした(苦笑)自分の歴史に残る最高の思い出のゴールを、お気に入りのPATRICKのスパイクで決められたことは、今でも僕の大きな誇りです。

ー 現在のサッカーとの関わり方について教えてください。今でもボールを蹴る機会はあるのでしょうか?

渡邉:はい、形は変わりましたが今でもサッカーには深く関わっています。現在は、自分で新しく小学生の子どもたちを対象にしたサッカースクールを立ち上げまして、そこで週に1回、未来のJリーガーたちを直接指導する活動も行っています。子どもたちが一生懸命ボールを追いかける姿を見るのはやりがいを感じますね。

あとは、不定期ではあるものの色々な地域や企業の方からサッカーイベントに呼んでいただく機会もあるので、その時にOB選手たちや参加者のみなさんと一緒に、今でもピッチで楽しくボールを蹴っています。

ー そして今回、PATRICKのスパイクが、なんと20年ぶりに復刻を果たすことになりました。

渡邉: 本当にもの凄く懐かしいですし、自分のことのようにめちゃくちゃ嬉しいです。サンプルを見せていただいたのですが、当時と全く変わらないと言いますか、今でも変わらず「日本生産」の職人技にこだわり抜いていたり、「カンガルーレザー」を贅沢に使用されていたりして。

昔のあの素晴らしい感覚がよみがえる懐かしさもありながら、今の時代に見ても新しくて洗練されている「新鮮味」が凄くありますよね。一人のファンとして、早くこれを履いてピッチを走る選手たちの姿が見たいです。

ー 実際に復刻版を履いてみて、サイズ感やフィット感はいかがですか?これから購入を考えている方へアドバイスがあれば是非お願いいたします。

渡邉: 普段、僕は25.0cmのサイズを選ぶことが多いです。実は僕の足、少し右足の方が左足よりもサイズが大きいのですが、今回25.0cmの復刻版を履かせていただいたところ、左右どちらも最高に気持ちよくフィットしてくれました!

素材が本物のカンガルーレザーなので、履いていくうちに自分の足の形に合わせて、さらに柔らかく馴染んで伸びていくことを計算に入れても、このサイズがまさにジャストだと思います。

それに「幅が狭すぎる」とか「縦が長すぎる」といった特別な癖はないので、みなさんが普段から履かれているスパイクと同じ「いつものサイズ」をそのまま選んでいただいて全く問題ないと思いますね。

ー 世間ではワールドカップなどの大きな大会もあり、サッカー界全体がとても盛り上がっています。ぜひこのPATRICKスパイクの復刻も、一緒に盛り上げて応援していただきたいです!

渡邉: 本当にその通りですね!世界最高峰の戦いであるワールドカップの熱気も本当にすごいですし、それと同じくらい、僕にとっては思い出深いPATRICKのスパイクが再び日本のピッチに戻ってくることが楽しみで仕方がありません。どちらも全力で応援していきたいと思っています!

ー 渡邉大剛さん、お忙しいところ有難うございました!

PATRICK復刻スパイクプロジェクトは、期間限定での受注販売となります。
ぜひこの機会にご覧いただけますと幸いです。

また、「サイズ感が気になる」「購入前に実物を確認したい」という方に向けて、6/4(木)よりPATRICK LABO各店にてフィッティングツアーを開催いたします。
ぜひあわせてご利用ください。

フィッティング・ツアー
@PATRICK LABO

  • PATRICK LABO 日本橋 / 神戸
    ※2店舗同時開催

    6/4(木)~ 6/8(月)※終了
  • PATRICK LABO みなとみらい
    6/11(木)~ 6/15(月)※終了
  • PATRICK LABO 福岡
    6/18(木)~ 6/22(月)※終了
  • PATRICK LABO 名古屋
    6/25(木)~ 6/29(月)※終了
  • PATRICK LABO なんば
    7/2(木)~ 7/6(月)※終了
  • PATRICK LABO 吉祥寺
    7/9(木)~ 7/13(月)

※各店舗の詳細はSHOP LISTをご確認ください。
※展開サイズは24.5cm〜28.5cmとなります。


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