PATRICK FOOTBALL #7

ー 2026年、PATRICKのサッカースパイクが限定復刻いたします
WEBコンテンツ「PATRICK FOOTBALL」第7回は、前回に引き続きインタビュー形式でお届けいたします。
浦和レッズの象徴的な存在として知られる土橋正樹さん。
横浜で生まれ、清水で培われたサッカーセンスを武器に、Jリーグ黎明期のピッチで躍動しました。劇的なVゴールでチームをJ1復帰へ導いた記憶は、今なお多くのサポーターの胸に熱く刻まれています。
今回は、自身の歩みとともに、20年以上の時を経て復活を遂げるパトリックスパイクへの熱い想いを語っていただきました。
Photo_Yusuke Hosoi
Interview_Yusuke Ota / Kenji Takehara
Edit_Toshihiro Otake
土橋 正樹
1972年7月23日生まれ、横浜出身、プロとして浦和レッズ一筋でプレーし、豊富な運動量と献身的な守備でチームを支え、1990年代から2000年代初頭のクラブの発展に大きく貢献した。現在は、JFA(日本サッカー協会)にて若手の育成に熱を注ぎ、 日本のサッカー会全体の発展に貢献しています。

ー サッカーを始めたきっかけと、幼少期の環境について教えてください。
土橋正樹氏(以下、土橋):転勤族の家庭で育ちまして、小学校6年生の時に横浜から静岡県の清水市へ引っ越したのが、サッカーを始める大きなきっかけとなりましたね。そこでは周りの友達がみんなサッカーをやっていて、放課後も当たり前のようにボールを蹴る環境でした。
清水FCという選抜チームにも入り、山田隆裕(元横浜Mほか)ら同年代のトップ選手たちと切磋琢磨した経験が、私のサッカー人生のベースになっています。

ー その後、東北学院高校から国士舘大学へと進まれますが、プロを目指す転機はどこにありましたか?
土橋:中学に上がるタイミングでまた転勤で仙台に移ることになりまして。なので、そこから高校は東北学院高校に進学することになりました。
高校3年生の時、インターハイでは全国ベスト4まで行って、冬の選手権出場を目指していたんですが、その時ユース日本代表にも選ばれていまして。
選手権の時期と代表のアジア予選が重なってしまったんです。苦渋の決断でしたが、監督が「将来のために代表へ行け」と背中を押してくれました。
チームは残念ながら予選で敗退してしまい選手権には出れなかったのですが、その分将来に向けての気持ちは入りましたね。
そして大学では関東リーグ優勝も経験し、Jリーグ開幕の熱気の中で「プロで勝負したい」という気持ちが自然と固まっていきました。

ー 1995年に浦和レッズへ加入。同じタイミングでPATRICKのスパイクを着用いただいておりましたね。
土橋:知り合いの紹介がきっかけだったとは思いますが、95年のプロ入り当初から引退まで、ずっとPATRICKにお世話になりました。
最初に履いた時の「革の柔らかさ」は衝撃的でしたね。私の足に馴染むよう、ステッチの入れ方やスタッズの位置まで細かく要望を聞いてもらい、まさに「自分だけの一足」を職人さんに作っていただいていました。

ー 2000年のJ1昇格を決めた伝説の「Vゴール」の際も、そのスパイクでした。
土橋:あのゴールは、PATRICKのスパイクと共に刻んだ記憶です。
前年の「Vゴール」で勝利したもののJ2降格という苦しい時期を経て、1年間共に戦ってくれたサポーターの皆さんの執念があのシュートを押し込んでくれましたね。
極限のプレッシャーの中で、足元の感覚を信じ切れたのは、長年信頼してきたこのスパイクがあったからこそだと思っています。
今でもあのシュートを打った後のゴールまで吸い込まれる軌道は鮮明に覚えています。

ー 今年、当時のモデルをベースとしたスパイクが復刻されます。サンプルを見た率直な感想を教えてください。
土橋:ひと目見て「あ、これだ!」と当時の記憶が蘇りました。
デザインの美しさはもちろんですが、この大きな「ベロ(シュータン)」が非常に懐かしい。最近のスパイクにはない特徴ですし、当時はこのベロを出すスタイルにこだわりを持っていました。
やはりPATRICKにしか出せない「お洒落さ」と「強さ」が同居しているな、と感じました。

ー PATRICKというブランドの魅力については、どのように感じていますか?
土橋:今回のスパイクもカンガルーレザーを使用していると聞きましたが、この手触りと柔らかさは本物ですね。
今は大手メーカーが主流ですが、日本製の丁寧な作りと、この「二本ライン」のブランドアイデンティティは唯一無二。当時を知るサポーターの方はもちろん、若い世代の選手にも、この「足に吸い付くような感覚」をぜひ体感してほしいです。
あと、スパイク以外でも通常のカジュアルラインのスニーカーも本当にお洒落だと思います。色使いなど洗練された雰囲気を感じますし、長時間履いていても疲れないのでお勧めです。

ー 最後に、現在はJFA(日本サッカー協会)で指導者として活動されていますが、今後の展望についてもぜひお聞かせください。
土橋:今は育成年代の指導に関わっていますが、現代の選手は技術が本当に高い。
一方で、道具を大切にすることや、職人さんの想いを感じることも大切にしてほしい、という想いもあります。
なので今回のような復刻を通じて、サッカー文化の奥深さを伝えていければ、というのは感じています。
そして、いつか自分の教え子たちがこのPATRICKの2本ラインを背負ってピッチで輝く姿を見られたら、それはもう最高ですね。

ー 土橋さん、本日はお忙しいところ貴重なお話をありがとうございました。
今後の日本サッカー会の発展のため、我々も応援しています!

PATRICK復刻スパイクプロジェクトは、期間限定での受注販売となります。
ぜひこの機会にご覧いただけますと幸いです。
PATRICK公式のメルマガ(無料)に登録して最新情報をお届けします。
※ドメイン拒否設定がなされている場合《@kamei-pro.co.jp》からのメールが受け取れるよう設定の変更をお願いいたします