INSIDE ORIGIN|UNITED ARROWS green label relaxing

インタビューコンテンツ「INSIDE ORIGIN」第10回のゲストは、UNITED ARROWS green label relaxing バイヤーの入江さんとPRの井上さん。

実はグリーンレーベルでのPATRICKの展開は今回が初めて。
このタイミングでバイイングしていただいた経緯や拘ったポイントなど、様々なお話を伺いました。

またグリーンレーベルの洋服と合わせたスタイリングのご紹介もいただいておりますので、ぜひ最後までお楽しみください。

Photo_Yusuke Hosoi
Edit_Toshihiro Otake

UNITED ARROWS green label relaxing

Be happy ~ココロにいいオシャレな毎日~
訪れるたびに新しい発見があって、心が豊かになる「モノ」「コト」を提案するブランドです。自分らしく心地よい毎日を過ごしたいと願う男女に向けて、ほどよいトレンド感のあるビジネス・カジュアルウエア、キッズウエア、生活雑貨を展開しています。

@ua_greenlabel

ー おふたりがそれぞれPATRICKを知ったきっかけはどういったものでしたでしょうか?

入江:私は、いつからでしょう...。20代前半くらいですかね。自分がファッションに興味を持って東京に出てきたときから認識はしていたと思います。あとは当時の雑誌のBoonでよくみかけていた記憶はありますね。

井上:私も20歳くらいでしょうか、当時ストリートがすごく流行っていて。そのときスニーカー自体にすごく興味を持ち始めていたので、そのタイミングくらいから認識はしていたと思います。入江さんと世代も一緒なので(笑)私もBoonとか、あとはSmartでボーイッシュの女性が履いていた印象がすごくあります。

ー この度、グリーンレーベルさんでのPATRICKの展開は初めてとなりますが、改めて展開に至った経緯をお聞かせください。

入江:一言でいえば、今がタイミングだと思った、というところです。PATRICKは、以前から展示会へはお邪魔していたり、ずっと自分の中では気になる存在だったんですね。

概念的なところですが、そもそもセレクトショップとして、世の中にある良いブランド/良いプロダクトってたくさんある中で、それを見つけてグリーンレーベルとして提案したいっていうのは常々考えている部分でして。

そんな中ここ5年くらいで、PATRICKを街中で着用されている方をよく見かける一方で、セレクトショップでの展開ってあまり見かけないとも感じていて。

せっかく良いブランド/良いプロダクトなので、自分たちを通してお客様へご提案出来たら、と思ったのがきっかけです。

また今回オンオフ兼用をイメージしたセレクトとなっているのですが、タイミングという意味では、本当にここ数年でオフィスカジュアルという点において変化が大きいなと感じていて。

数年前まで「仕事でスニーカー?」って方もまだまだ多かったと思うのですが、今となっては黒以外でも落ち着いたトーンの靴なら比較的いろいろなシチュエーションで受け入れられるようになっていますよね。このタイミングであれば、PATRICKというブランドを良いかたちでご提案できるなと感じたのも大きい部分です。

ー 数あるPATRICKのモデルの中で、なぜMARATHON(マラソン)をお選びいただいたのでしょうか?

入江:これはPATRICKに限らず、グリーンレーベルとして新たなブランドをスタートする際、やっぱり“ブランドの王道”を大事にしたいなと思っていまして。

またグリーンレーベルにおけるセレクトのキーワードとして“安心感”というのもポイントにしております。流行りやトレンドももちろん大事ですが“長く使える”というのはグリーンレーベルの提案としてとても大事なところです。そうなると、やっぱり“ブランドの王道”や“定番”というのが大事になってくるかなと思っています。

その結果、ブランドの王道「MARATHON(マラソン)」をセレクトさせていただいた、というところですね。

ー さらに今回、MARATHON(マラソン)を同型で3種類セレクトいただいておりますが、それぞれの理由もあればぜひお聞かせください。

入江:PATRICKって本当にたくさんの種類がある中で、先程の通り今回グリーンレーベルとしては、オンオフ兼用というのを先ずポイントにしたいと思っていました。

その中でこれだけストイックなセレクトも珍しいかもしれませんが(笑)

入江:1つ目は、マラソン(SPACE)。これこそブランドの王道ですよね。一番人気とも伺っていましたし。こちらは言わずもがな、です。

入江:2つ目の、マラレイン(BLK)。こちらは前述のMARATHONに機能を加えて、オールレザー仕様、さらに潔いトータルブラックのカラーリングと、ナイロンコンビのマラソン(SPACE)とはまた違った提案ができるなと思いました。

入江:そして3つ目の、マラソン・ゴートスエード(GRY)。先の2つは黒を基調にしていますが、こちらはより近代のビジネスシーンに提案できるものと思っています。

先程もお話しした通り、オフィスカジュアルがかなり緩和している中で、こちらもオンオフ兼用で提案したいと思ったし、ブラック以外の提案も含めたいなと思った中で、こちらをセレクトいたしました。

井上:このグレー、ものすごく上品ですよね。さらにアッパーがゴートスエードというのが履き心地もものすごく良さそうですし、単純にいちプロダクトして良いよねっていうのも前提にあると思います。同じ形の3つですが、店頭でも全く違うアプローチができると思います。

入江:本当にそうですよね。実際に店頭でも自分たちが思っている以上にビジネスシーンのカジュアル化を感じている中で、幅を持った提案ができたら良いなと思っています。

ー 今回、マラソン(SPACE)で2パターンのスタイリングをお組みいただいておりますが、それぞれのポイントをぜひお聞かせください。

入江:はい、先ずはセットアップスタイルから。

こちらはオンでもおすすめで、色数も抑えていて控えめな主張を意識したスタイリングです。こちらのセットアップは、少しゆるめなサイジングで、ジャケットスタイルですがイージーな仕様が特長です。

また、インナーにはニットポロを合わせています。丸首のアイテムももちろん合うのですが、“きちんと感”をさらに加えるため、襟付きのこちらを合わせています。

そこに足元にスニーカーを合わせて、バランスを取っているのがスタイリングのポイントです。

井上:しっかりした作りのジャケットで、オン対応もできますが、サイジングが緩めだったり、ドローコード付きのパンツなど、リラックスして着用できるのもポイントです。

あとは、個人的にはこのスタイルにマラソン・ゴートスエード(GRY)を合わせてもとても合うと思います。グレーのワントーンにインナーで引き締める、という感じも良いですね。

入江:続いて、もう少しカジュアルよりな提案がこちらです。

各アイテムとしては、カバーオール+パーカー+イージーパンツ+スニーカーと“どカジュアル”な商品たちなのですが、上品な素材使いにすることでカジュアルになり過ぎないようにしたのが、グリーンレーベルらしい提案です。着心地はすごくリラックスして着用できるものたちですが、ゆるくなり過ぎないように意識したスタイリングです。

井上:こちらは足元にナイロンコンビの黒を合わせていますが、オールレザーで引き締めても、またグレースエードを合わせても、どれも合うと思います。

入江:またカラーのところでいうと、カバーオールに使ったブラウンがポイントです。トレンドカラーというのももちろんだし、最近この色ってアイテム問わず人気で、お客様的にも新鮮味もあるのかなと思います。全体をダークトーンでまとめて、アウターを主役としてブラウンを取り入れることで、今っぽさも出るように意識しました。

井上:このようにスタリング提案できるのは、私たちだからこそできるポイントだと思います。ぜひ店頭でご覧いただけたら嬉しいです。ご来店お待ちしております!

ー 本日はありがとうございました。私たちも、店頭でのお客様の反応を今から楽しみにしております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

なお、ご紹介した商品は、下記の UNITED ARROWS green label relaxing 各店舗にて、2026年1月上旬より順次発売予定です。

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