INSIDE ORIGIN|堀米孟

インタビューコンテンツ「INSIDE ORIGIN」第15回目のゲストは、神奈川県茅ケ崎市で自家焙煎珈琲屋XAYMACA(ザイマカ)を営む、堀米孟(ほりごめ はじめ)さん。

堀米さんと我々の出会いは、「INSIDE ORIGIN」第8回目のゲストにお迎えした、倉井夏樹さん、智佳子さんの取材/撮影場所としてXAYMACAへお邪魔したことがきっかけでした。

コーヒーに対する愛情や知識だけでなく、何よりも素敵な人柄が最大の魅力の堀米さんに、自身の原点(=ORIGIN)について、お店への想い、そしてPATRICKについてお話を伺いました。

どうぞ最後までお楽しみください。

Photo_Nobuyasu Sakagami
Edit_Toshihiro Otake

堀米孟[自家焙煎珈琲屋 XAYMACA 店主]

神奈川県出身。学生時代から数多くの海外旅を経験し、30歳からコーヒーの道へ。そして2021年、茅ケ崎市に「XAYMACA(ザイマカ)」をオープン。コーヒーへの愛情、知識もさることながら、お店ではこれまでの数々の旅の話を聞けるのも魅力のひとつ。常に明るくポジティブな人柄で、地元に愛されるお店作りを続けている。

自家焙煎珈琲屋 ザイマカ(XAYMACA)
神奈川県茅ヶ崎市浜須賀3-5

@xaymaca_coffee.roaster

ー ご無沙汰しております!早速ですが、堀米さんご自身ついて、お話を伺えますか?

堀米孟氏(以下、堀米):生まれはこの近辺で、大学までも実家から通っていたりと、生まれてからしばらくは地元を軸に動くことが多かったです。

子供の頃はサッカーの強豪チームに所属していたこともあり、サッカー漬けの日々を送っていました。練習はすごくきつかったのですが、サッカーの繋がりでたくさんの出会いもありました。

その後、都内の大学に進学してから、国内旅行や海外旅行に行くようになりまして。そして大学2年生のとき、タイに行ったことがきっかけで、海外に行くことに完全にハマりました。

大学卒業後も就職はせず、バイトして貯まったお金で海外に行く、という生活を20代の中盤くらいまで続けていました。

ー コーヒーと繋がったのは、どのタイミングだったのでしょうか?

堀米:そもそも私、25歳くらいまでコーヒーが全く飲めなかったんです(笑)

ある時、父がコーヒー関連の仕事をしていた関係もあり、その繋がりから地元にあるコーヒー屋さんでお仕事をさせていただく機会があって。それが最初にコーヒーと繋がったタイミングだったと思います。

その時も旅を続けていたり、ニュージーランドやオーストラリアでワーキングホリデーをやったりとしていたのですが、何がきっかけという訳でもなく、そろそろ日本に帰ろうと考えるようになってきたタイミングがあって。それが29歳の夏くらいかな。

ただ、そこから会社員になる道は考えられず(笑)自分で何かできることを見つけないと、と考えていました。それと同時に、自分でやるのであれば「こだわりの持てるものをやりたい」というのもあったんですね。それを考えた時に、コーヒーだ!と考えるようになりました。

堀米:コーヒーって世界中にあるもので、一杯のコーヒーにそれぞれストーリーがあって、自分が旅をしてきたものと重なる気がしたんです。

そして何より美味しいコーヒーを飲むと、みんな笑顔になる。そういうコミュニティというか、場所をつくりたいとも思っていまして。そう思った時に、コーヒー屋をやりたい、と考えるようになりました。

ただ知識や技術が全くなかったので、都内の老舗のお店で働きながら勉強(修行)を重ねることになりました。

ー そこからご自身でお店をはじめようと思ったタイミングはいつ頃でしたか?

堀米:先程の通り、日本に帰ってきたタイミングで、自分で何かをやらないとなと思っていたときに、コーヒーの勉強をしながら働かせてもらえる環境に運よく出会えまして。そこのマスターには初めから自分でやりたい、独立したい、という意思は伝えていました。なので自分でやる、ということを前提で働かせていただきながら、コーヒーの勉強をはじめました。

それから5年の修行を経て、自分で始めようと思ったタイミングだったのですが、ちょうどコロナ禍のときでした。

ただこれも運よくというか、ずっと修行させていただいていたお店が常に忙しいところだったので、引き継ぎ作業が難しかったんですね。それがコロナ禍によって引き継ぎする時間も確保できた分、独立まではスムーズに進めたかなと思います。

そこから1年くらい準備期間があり、2021年11月の終わりにこの場所に「XAYMACA(ザイマカ)」をオープンいたしました。

ー スタートのタイミングでコロナ禍、というのは大変でしたね…

堀米:そうですね。ただ、エリア的に都会のど真ん中、などではないので、もちろん色々な制限もありましたが、ご近所さんたちが気にかけていただいたおかげで、なんとか乗り切れました。
あとは土地柄、サーフィンのおかげで広がっていった繋がりも多く、それは非常にありがたかったですね。

 

ー 店名の「XAYMACA(ザイマカ)」について、ものすごく印象的なお名前ですが、言葉の由来などお教えいただけますか?

堀米:「ザイマカ」って、ジャマイカの語源になった言葉なんです。元々ジャマイカに住んでいた先住民族たちが、自分たちの島を「ザイマカ」と呼んでいたようで。その意味が「森と水の大地」という意味で、そこにものすごく惹かれたのが一番の理由です。

それにジャマイカって、ブルーマウンテンの産地でもあり、コーヒーとも深い繋がりがあると思ったのも大きかったですね。あとは人と被らないな、とも思いまして(笑)

ただ、ご近所の年配の方々からは「何回来ても覚えられない」とも言われています(笑)

ー 今後について、なにかビジョンがありましたら、ぜひ教えてください。

堀米:一番は、お店を持つ前からずっと思っていたのですが、とにかく細く長く、何十年先も続けていきたいと思っています。

あとは、コーヒー屋なんですけど、人が繋がる場所になったらとも思っていて。ウチがあることで、お客様の生活が豊かになったり、新しい繋がりがあったり、このお店がコミュニティになれたら嬉しいです。

今って様々な発展もあって、ものすごく便利になっている一方で、リアルに人が繋がれる場所って減っていると感じていて。でも、そういう「リアルに繋がれる場」が町にひとつあっても良いんじゃないかなと僕は思っています。そしてこのお店がその役割を担えたら嬉しいです。

堀米:それと、自分の中での「約束事」がひとつあって。

お店に来てくださるお客様のコンディションって、その時々でみなさんバラバラだと思うんです。ハッピーな気持ちの方もいれば、なんとなく沈んでいらっしゃる方もいたり。

でも、当店に来ていただいたお客様には、来店いただいた時より必ずハッピーな気持ちで帰っていただきたい、というのはいつも意識しています。

そのためには自分自身が常にポジティブにいれるように、というのも合わせて意識していますね。それを言い訳にサーフィンにも行ったりしています(笑)

ー PATRICKとの出会いについても教えていただけますか?

堀米:最初にブランドを知ったのは、中学生の時だったと思います。冒頭でも話しましたが、ずっとサッカーをやってたんですけど、中学の部活の友達がPATRICKのスパイクを履いていて、めちゃくちゃカッコいいなーと思っていて。

そしたら近所のスポーツショップでたまたま見つけて、これは買うしかない!と思ったんですが、自分の足にフィットしなくて...その時はなくなく断念したのを覚えています。

でも自分の中ではずっと気になるブランドだったんですね。そしたらスニーカーも販売してるっていうのを知って、それが高校3年くらいのときかな。ただ近所で探してもどこにも売っていなくて、東京・上野のアメ横まで買いに行ったのを覚えてます。

デザインもはっきり覚えていて、ホワイトベースに濃紺のラインが入ったデザインでした。すごく気に入っていて、学生時代はずっと大切に履いてました。

堀米:ちなみに今日履いているこちらは、以前 古着屋でゲットしました。フランス製の旧モデルと聞いて驚いたのですが、実は以前ソールが剥がれちゃって。自分で修理しながら大切に履いてます。そういった状態の都合もあって、これを履いてなかなか遠出はできないのが残念です(笑)

ー 着用いただいている「BRONX」の新色について、いかがでしょうか?

堀米:カラーがめちゃくちゃ良いですね!オレンジが入っているのも良くて、最高です! あと当たり前かもしれませんが、古着屋で買ったものより、はるかに履き心地も良いですね(笑)

メッシュ素材なので、これからの時期も重宝しそうです。海にも連れていきたいです。 こちらも大切に履いていきます!

ー 堀米さん、本日はありがとうございました。コーヒーも最高に美味しかったです!またお邪魔させてください!

自家焙煎珈琲屋 ザイマカ(XAYMACA)
神奈川県茅ヶ崎市浜須賀3-5


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