PATRICK SESSION
Vol.1
MOYAN-SU
同じ一足でも、選ぶ理由はそれぞれ。
4人が履いているのは、同じ「モーヤン・スエード」。それなのに、選んだ色は4色に分かれました。
ブラックを選ぶ人もいれば、秋らしいチョコに惹かれる人もいる。目を引くレッドを楽しむ人も、少しひねりのあるグリーンを選ぶ人もいる。
靴を選ぶとき、決め手になるのはスペックだけではありません。普段どんな服を着るのか、どんな色が好きなのか、これからどんなスタイルをしたいのか。ときには、理由を説明するより先に「なんか好き」と感じることもある。
今回は、4人がそれぞれの視点で「モーヤン・スエード」を選びました。4色を見比べながら、自分ならどれを選ぶか。そんなふうに、この一足を見てみてください。
THE MODEL
MOYAN-SU
- 商品名
- モーヤン・スエード
- カラー
- BLK / CHO / RED / GRN
- サイズ
- 35–45
- 価格
- ¥22,000
実用性があるからこそ、色で遊べる。
2025年春夏に登場した「MOYAN」をベースに、今回のモーヤン・スエードでは国産の撥水シープスエードを採用。きめ細かな表情と柔らかなタッチを持ちながら、日常で気負わず履ける撥水性も備えています。
シルエットは、クラシックなデザインをベースにしたレトロな佇まい。つま先のボリュームを抑えたパトリック独自の「LAST 130」が、昔のスニーカーを思わせるすっきりとしたフォルムを生み出しています。主張を抑えた形だからこそ、カラーによる印象の違いも楽しめる。
4色は単なる色違いではなく、それぞれに合わせたい服や履きたくなるシーンまで変わってきます。
BLK
黒の安心感がありながら、グレーの2ラインで重くなりすぎない。モノトーンにも自然に馴染みます。
CHO
チョコのボディにベージュの2ライン。秋らしい柔らかさがあり、ナチュラルなスタイルにも好相性。
RED
ベージュのラインとガムソールが赤の強さをほどよく和らげる。色を楽しみたい人にちょうどいい存在感。
GRN
グリーンにグレーのライン。クリーンさとアウトドア感を併せ持ち、意外と合わせる色を選びません。
PROFILE
今回、4色を選んだ4人。

BLK
FUNAKOSHI
ベーシックな黒を選びながら、重く見えすぎない合わせ方を楽しみたい。モーヤン・スエードの柔らかな表情にも惹かれた。

RED
MIURA
見た瞬間に気になったレッド。ベージュの2ラインやガムソールとの組み合わせが、色を楽しみながら履ける理由。

CHO
TAKANO
秋らしいチョコの色味と、日常の服に取り入れやすいバランス。その両方を考えると、自然とこの色に手が伸びた。

GRN
TOMIYAMA
少し難しそうに見えるグリーン。でも合わせてみると意外と自由。アウトドアの空気感にも、普段のスタイルにも馴染む。
PATRICK SESSION
色を選ぶとき、考えていること。
「どれもいい」。だからこそ、最後のひと押しが難しい。
4人に実際に話してもらうと、同じ靴を見ていても、気になっているところは少しずつ違いました。

ブラックは、やっぱり一番手に取りやすい色。とはいえ、ただの黒ではありません。2ラインがグレーになっているので、足元だけが重たくならない。スウェットでも、黒のスラックスでも、デニムでも合わせやすいと思います。
個人的には、眼鏡やシルバーのアクセサリーを合わせるのも好き。シューレースをグレーに替えてみるのも面白そうだけど、まずはこのまま履きたい。ベーシックだけど、ちゃんと愛嬌がある。気づくと一番履いている、というタイプだと思います。

チョコは、見た瞬間から季節を感じられる色。夏の服装から少しずつ秋を意識したいときに、靴で色を変えるだけでも気分が変わりそうです。
ベージュの2ラインとチョコのボディがつくる柔らかな配色は、リネンシャツやコットンのワンピースなど、肩の力が抜けた着こなしにぴったり。ナチュラルで少しクラシックな服にも馴染みますが、合わせやすいからこそ、あえて足元からスタイルを考えてみたくなる色です。

レッドは、4色の中で一番最初に目に入る色。でも、ベージュの2ライン、ナチュラルなシューレース、ガムソールが入ることで、思っているよりずっと馴染みます。スエードの柔らかさもあるので、色だけが前に出すぎない。
だからこそ、普段あまり赤を選ばない人にも試してほしい。デニムや白いボトムスはもちろん、意外といろんな色と合わせられると思います。色を選ぶというより、この秋をどう過ごしたいかを想像して決める。そんな選び方も楽しいですよね。

最初に見たときは、4色の中で一番難しそうに感じました。でも実際に履いてみると、グリーンって意外と使いやすい。今回はオレンジのジャケットと合わせていますが、この組み合わせが成立するなら、かなりいろんな色を受け止めてくれると思います。
グレーの2ラインと少し明るいグレーのシューレースが入っているので、クリーンな感じもある。アウトドアっぽさもあるけれど、子どもっぽくならない。少し落ち着いた自分のスタイルにちょうどいい色だと思っています。





DETAIL
色を決めたら、もう少し細かく。
見た目の印象だけではなく、実際に履くことを考えたディテールにも、このモデルらしさがあります。触れて、近くで見て、選ぶ理由をもうひとつ増やしてみてください。

スエードなのに、日常で気負わない。
アッパーには国産の撥水シープスエードを使用。細かな毛並みと柔らかなタッチを持ちながら、撥水性も備えているので、天候を気にしすぎず日常に取り入れやすい素材です。

レトロなフォルムを支える、すっきりとした足元。
ソールには「ARTOISソール」と呼ばれる、薄くすっきりとした形状のソールを採用。クラシックなアッパーとのバランスを保ちながら、足元を軽快に見せてくれます。つま先のボリュームを抑えたLAST 130との組み合わせも、スマートな印象をつくるポイントです。

目立たないところほど、気になってくる。
タンにはブランドネームを素押しで施し、ステッチには撥水糸を使用。どちらも一見すると控えめですが、細部まで目を向けると、全体の雰囲気を崩さないための工夫が見えてきます。派手さではなく、こういうところにPATRICKらしさがあります。

見えないところにも、選ぶ理由を。
履いたときの足当たりまで含めて、一足としてのバランスを考えたつくり。見た目の色や素材だけでなく、実際に日常で履き続けることまで想像すると、このモデルの良さがより分かります。
STYLING
4人が、それぞれの色を履いてみた。
最後は、実際にスタイリングした姿から。色を単体で見るのと、服と一緒に見るのとでは印象が変わります。自分のワードローブに置き換えながら見てみてください。


黒のジャケットやスラックスのようなきれいめなアイテムにも、デニムやスウェットのようなカジュアルにも合わせやすい。2ラインのグレーが、黒一色にはない柔らかさを足してくれます。


チョコの柔らかな色味は、秋冬の服に自然に馴染むだけでなく、夏の終わりから季節を先取りする足元にも。ナチュラルな素材やベージュ、ブラウン系のアイテムとの相性も良好です。


赤を主役にするなら、ほかのアイテムをシンプルに。逆に柄や色を重ねても、足元がポイントになってスタイリングがまとまります。ガムソールが入ることで、ヴィンテージ感もほどよく楽しめます。


グリーンは難しそうに見えて、実はオレンジやネイビー、ベージュなど幅広い色と合わせられる。少しアウトドアの雰囲気を出したいときにも、いつものスタイルの延長で取り入れられます。
MOYAN-SU
あなたなら、どの色を選ぶ?
4人の選び方を見たあとなら、最初とは少し違って見えるかもしれません。
気になった色を、もう一度ゆっくり見てみてください。
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