PATRICK MEETS SWEETS



“甘い物って何だか人に幸せを与えることが出来ますよね。”

今回、武蔵浦和にある”パティスリーアプラノス”のオーナーシェフ朝田さんにお話を伺うことができました。朝田シェフは現在PATRICKが足元をサポートしているクープ・デュ・モンド日本代表に2001年チームの一員として世界大会へ出場し見事銀メダルを獲得しています。

いくつかのホテルでの勤務を経て、2011年にこちらのお店をオープン。”アプラノス”という名前はラテン語で“前進する”という意味があり、フランスへ行った際に見た古城に刻まれていた言葉だったそうで、当時はお店をオープンする予定があるわけでなく、何気なく覚えていた言葉だったが、オープンするとなった際に蘇ってきて自分の人生観とも近いという思いから店舗名にしたとのことです。 お店でこだわっているのは、誰もが入りやすく、お店に入れば何かあるんじゃないかなと期待されるような雰囲気作りで、幼少期に10円を握りしめて行った駄菓子屋のような感覚であると。お話を伺っている際も次から次へとお客様が来店されており、まさに地元に愛されているお店だなと感じることができました。

子供の頃からパティシエになりたいと思っていたわけでもなく、ただ物作りは好きで没頭してしまう癖があったくらいで、たまたまテレビで見たフランス料理のシェフがカッコよく写りこの世界へ。

仕事を始めた頃は本当にポンコツで、他のシェフと比べてもセンスや感性は全くなかったと、笑いながら。 ただ負けず嫌いで、あきらめが悪く、常にチャレンジャー精神を持って目の前の小さな目標をコツコツ達成していっただけ。クープ日本代表の座を掴んだのも、国内の賞を取ったことのある得意の飴細工やチョコではなく当時未経験だった氷彫刻だったというのはまさにチャレンジャー。 しかも初出場で国内予選を通過し日本代表選手として世界大会へ行っているというのがさらに驚きですよね。

そんなシェフですが、中学時代にサッカー部に所属しており、先輩がPATRICKのスパイクを履いていて引退する際にそれを譲り受け愛用していたと。革が非常に柔らかく足にフィットするので大切に履いていたと当時の思い出を語って下さいました。PATRICKがクープ日本代表選手達のサポートをするようになってから、あのスパイクのブランドだと思っていたようです。嬉しい限りですね。

10人以上のスタッフを抱え日々伝えていることは、「スイーツには作っている時の気持ちが出るから、楽しみながら作ることが大切」ということ。直接農家さんへ足を運び納得のできる食材を使用し、お客様の望むものを心をこめて作り続けていきたいと、終始笑顔で話をされているのが印象的でした。

PATRICKも物作りへのさらなるこだわりと、お客様により笑顔を届けられるよう日々精進していきます。

朝田シェフ有り難うございました !


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