Make up Rule

InterviewYu Nakamura

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いつの時代においても流行に左右されることのない、洗練された大人のファッションを表現するPATRICK。キャッチコピーである「足元のメークアップ」に基づいて現在も自由で心地の良いライフスタイルを提案し続けています。
 
そんな足元のメークアップにフォーカスしながら、その人のライフストーリーまでを紹介する「私のメークアップルール」。 第八回はタレントとして活躍する中村優さん。走る楽しさを届ける彼女ならではのメークアップストーリーを聞いてみました。

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「笑顔で楽しく走る!無理をしない!」

このフレーズをモットーにランニングの楽しさを届けているタレントの中村優さん。その場所は日本全国から世界まで。数々のフルマラソン、ウルトラマラソンに出場し、そのすべてを完走。ときには「中村優と走ろう」という自己主催イベントを開催するなど、ランニングの魅力を様々な活動から発信しています。
 
そんな彼女は今年で芸能歴14年のベテランです。もともと歌手を目指していたところから、数々のオーディションを受けて18歳のときにグラビアアイドルとしてデビュー。その後は「SAKU SAKU」「王様のブランチ」などの様々なテレビ出演や舞台、女優としても活躍。そうしたタレント活動をする中で、ホノルルマラソンを走る仕事が舞い込み、初めてのフルマラソンに参加。一生に一度ぐらいは、といった軽い気持ちで参加した彼女は見事完走はしたものの、レース自体は終始辛かったそうです。
 
ただその気持ちとは裏腹にレースが終わった後に込みあげてきたものは、痛みや辛さではなく、それよりも頑張ったという達成感でした。その気持ちが帰国後もずっと高揚していたそうです。そんな気持ちを表すかのように、一度キリと思われていたランニングを趣味として続け、大会にも参加し、次第に走る魅力を知った中村さんは、本格的にランナーとしても活動していきます。

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そしてテレビ「ラン×スマ」のスマイルランナーとして数々の大会に出場し一躍人気ランナーに。現在も走る喜びを様々な活動から伝えています。そんな彼女が走りから得たのは、自分のことを信じられるようになった自信力だそうです。どんな小さなことでも、目標を立てて実現するその達成感は人に大きな自信を与えてくれます。その力を走りに変えて、彼女は『笑顔で楽しく走る』をモットーにランニングの魅力をこれからも世界中にシェアしていくそうです。

1.1キロ7分のペース

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「ランニングの楽しみ方は人それぞれ。ゆっくり走る人もいれば、レースを目標にストイックに走る人もいます。そんな中、私の場合はかなりゆっくり走ることが好きです。それこそタイムを気にせずに、気負わず自由に走ることが好きなんですよね。
走ることってみなさん苦しいものだと思いがちなのですが、誰にでも楽しく走れるペースってあるはずなんです。例えば私の楽しいペースは1キロ7分のペース。これは早歩きぐらいのゆったりとした速さですが、このペースでもいろんな大会を完走できますよ。
こうした自分に合ったペースを見つけると、走る楽しさが実感できるようになると思います。景色を眺める余裕ができたり、周りの人と話す機会が増えたりと、走る楽しさがより広がると思いますよ。苦しくて続かないという方は、まずはこのペースでトライしてみてください。きっと楽しく完走できるはずです」

2.ボランティアとのコミュニケーション

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「マラソン大会において私をいつも後押ししてくれるのがボランティアさん。大会にはものすごい数のボランティアさんが関わっていて、スタート地点、給水所、ゴール地点など、様々な箇所で無償でお手伝いをし、そして、私たちの応援もしてくれます。
そんな彼らとコミュニケーションを取るのが私のお決まり。給水時ではありがとうのお礼を伝え、余裕があれば会話もします。そんなコミュニケーションがとっても楽しいんですよね。体の疲れも忘れ、また楽しい気持ちで走りだせる力を与えてくれるんです。
その純粋で優しい笑顔の応援には、いつも感謝しかありません。一人で黙々と走るのもいいですが、ときには意識を外に向け、こうしたコミュニケーションを楽しむことも、マラソンの醍醐味だと思います」

3.走ってはご褒美!

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「楽しく走るのがモットーの私のランニングに欠かせないのがご褒美。例えばゴールを行きたいカフェにしたり、途中おやつを買って食べながら走ったりしています。表参道から銀座まで走り、和菓子を買ってまた戻ったりとか(笑)。
こんな風にご褒美感覚で走っている間に買い食いタイムを設けたり、楽しい目的地を設けるのもランニングの醍醐味だと私は思っています。ただストイックで走るだけがランニングではないはずです。もっと自由でその人なりに楽しんでいいものですよね。
私が主催しているランイベントにもこのようなたくさんの楽しいを用意しています。街を観光する気分でゆっくりと走り、その先々でおやつを食べる!なんて走りをしていますので、楽しく走りたい人はぜひ一度参加してみてくださいね」

4.長い睡眠と無添加物

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「楽しく走るためにも、コンディションを万全に整えておくのはとても大事です。私の場合は単純ですが、よく食べて、よく寝るに限ります(笑)。睡眠は平均で8〜9時間ぐらい取るようにしています。またレース前はスポーツマッサージも取り入れながら、とにかく練習の疲れを残さないように心がけています。
あと食べ物は基本無添加のものを選ぶようにしていますね。毎週土曜日にはファマーズマーケットに行って、知り合いの農家さんから一週間分の野菜を買うのが習慣です。お肉も同じく知り合いのおじいちゃんが営むお店で無添加のものを選んでいます。
25歳を過ぎてからはこれを徹底し、食と睡眠に気を使うだけで、それまでの体調とは見違えるように変わりました。楽しく走るためにもまずは体つくりが基本ですよね。そのかわりラン途中のご褒美は大目にみています(笑)」

5.歩ける靴

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「歩くことが大好きで、普段からとにかくたくさん歩きます。それが走るトレーニングの一環にもなるので。時間に余裕があるときは、電車に乗らずどこまでも歩いて行きます(笑)。
なので靴は歩ける靴しか履きませんね。完全にデザインよりも機能重視です。欲張りですが両方兼ねていたら尚良しですね(笑)。今日のパトリックのシューズはその貴重な一足。つくりがよく、ちょうどいいバランスで二つとも備えているからとても重宝しています。
歩くことって、新しく走りたい場所が見つかったり、違った景色が見えたりと、新しい発見がたくさんあるんです。リフレッシュにもなりますし、またその経験が走りにいきると思っています」

6.1色1足

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「何年か前までは靴をたくさん持つことに満足感を得ていたのですが、使っていない靴を見て、なんだか可哀想だなって思い始め…。それからは1色につき1足までのルールを設けました。つまり同じ色の靴を持つことは禁止なのです(笑)。
そのルールをつくってから今手持ちは6足ぐらいになりました。少なくすることで、一つ一つに愛着も湧きますし、ちゃんと活躍もさせてあげれています。やっぱり物は使ってこそですよね!不思議と前よりもよりいい靴が選べている気もしています。
ただごめんなさい!黒だけは例外にしていて、黒は何足でもokなのです(笑)。靴が多過ぎるという方はこんなルールを設けてみるのもいいかもしれませんよ」

Profile

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中村優さん - タレント -

ミスマガジン2005としてタレントデビュー。「王様のブランチ」や「saku saku」など、様々なメディアにも出演。その後、2008年にコニカミノルタランニングプロジェクトのナビゲーターに就任し、ホノルルマラソンで初フルマラソンに参加し、走る楽しさを覚える。「ラン×スマ」でスマイルランナーとして数々の大会に出場をはじめ、現在までに参加したフルマラソン出場回数28回。笑顔で楽しく走る!無理をしない!をモットーにランニングの楽しさを届けている。
 
instagram@nkmr_yu
 
#私のメークアップルール
#パトリックシューズ