PATRICK FOOTBALL #12

ー 2026年、PATRICKのサッカースパイクが限定復刻いたします
2026年6月1日(月)よりクラウドファンディングにて受注を開始

WEBコンテンツ「PATRICK FOOTBALL」第12回。

6/1(月)よりスタートしたPATRICK復刻スパイクの受注販売には、想像を超える多くの反響をいただいております。

皆様、誠にありがとうございます。

さて、今回お届けするのは、これまで「ミシェル・プラティニ」氏、「土田晃之」氏とのスペシャル対談企画でインタビュアーを務めていただいた、「フローラン・ダバディ」氏にフォーカスした特別企画です。

今回のスパイク復刻プロジェクトにおいて、プラティニ氏とのコンタクトを一手に担ってくださったのが、長年にわたり親交を築いてきたダバディ氏でした。

本企画では、プロジェクト実現までの舞台裏や、オファーを受けた際の率直な反応、さらにはプラティニ氏との出会いにまつわるエピソードまで、じっくりと語っていただいています。

インタビュアーを務めるのは、PATRICKスパイク復刻プロジェクトの立案者であり、PATRICK企画チームの竹原氏。

復刻モデルに込めた想いと、その裏側にあったストーリーを、ぜひ最後までお楽しみください。

Guest_Florent Dabadie
Interview_Kenji Takehara
Photo_Yusuke Hosoi
Edit_Toshihiro Otake

フローラン・ダバディ(Florent Dabadie) [キャスター、ジャーナリスト、スポーツ解説者 ]

1974年11月1日生まれ、フランス・パリ出身
フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)で日本語学科を卒業後、1998年に映画雑誌『プレミア』の編集者として来日。翌1999年から2002年まで、サッカー日本代表のフィリップ・トルシエ監督の通訳兼アシスタントを務め、独特のユーモアを交えた誠実な通訳ぶりで一躍お茶の間の人気者に。現在は東京に拠点を置き、日本とフランス、そして世界のスポーツや文化を繋ぐファシリテーターとして、唯一無二の確固たる存在感を放っている。

@florent_dabadie

竹原健治氏(以下、竹原):6/1(月)から受注販売がスタートして、ようやくここまで辿り着けたな、という気持ちです。改めまして、ダバディさん、本当にありがとうございます。 今回はぜひ、この復刻スパイクが実現するまでの裏側について、じっくりお話を聞かせてください。

フローラン・ダバディ氏(以下、ダバディ):こちらこそですよ。僕自身も、まさかこういう形で実現するとは思っていなかったので、とても嬉しいですね。

竹原:最初にダバディさんへご相談したとき、僕らの中には「どうせやるなら、絶対にプラティニのシグニチャーモデルとして復刻したい」という強い想いがありました。名前もしっかり入れたいですし、単なる“往年のモデルの復刻”では終わらせたくなかったんです。

そこで、「なんとかプラティニ本人にこの想いを届けられませんか」とお願いしたところから、すべてが始まりました。

ダバディ:そうでしたね。ただ、正直に言うと、最初に相談を受けたときは「簡単ではないだろうな」と思いました(笑)。というのも、彼はこれまでそういった企画にあまり前向きではなかったんですよ。

竹原:たしかに、「難しいかもしれませんね」と仰っていましたよね。

ダバディ:もちろん彼自身、誇りは持っています。だからこそ、こちらもちゃんと意味を持って話をしなきゃいけないなと思っていました。竹原さんからお話をいただき、最初に感じたのはその部分ですね。

竹原:なるほど。

ダバディ:そもそも私が彼と初めて会ったのは、2002年の日韓ワールドカップの少し前でした。当時、サッカー日本代表監督だったトルシエさんから紹介いただいたのがきっかけです。

その後の2002年のワールドカップ決勝の時、彼は来日もしていて。たしかそのくらいの時期に、夜一緒に食事をしたりもしました。

あとは飛行機でたまたま隣の席だったこともありますね。そうやって何度か顔を合わせるうちに、少しずつ距離が縮まっていったんですよ。

彼って、一気に人との距離を縮めるタイプではないんです。慎重なんですよね。
だから長い時間をかけて、信頼関係ができていった感じでした。

竹原:今回の「スパイク復刻」の話をされた時、最初はどんな反応だったんですか?

ダバディ:最初は電話でのコンタクトだったんですけど、正直かなり微妙な反応でした(笑)

竹原:(苦笑)

ダバディ:「これ、本当に需要あるの?」とか「昔のスパイクを今また作る意味があるの?」っていう感覚だったんだと思います。

竹原:でも、それってすごくリアルですよね。変にビジネスライクじゃないというか。

ダバディ:そうなんです。だからこそ僕も、「これは単なる懐古企画ではない」ということを、かなり丁寧に説明しました。
日本には“職人文化”があるじゃないですか。過去の名作をきちんとリスペクトし、その背景やストーリーまで含めて未来へ残していこうとする文化です。

今回のPATRICKの皆さんからも、まさにそうした熱量を強く感じました。だからこそ、その想いをしっかりと彼に伝えたんです。

竹原:そこは、僕たちとしても本当に大切にしていた部分でした。
単に「昔のスパイクを復刻しました」という話ではなく、当時の空気感や、“プラティニ”という存在そのものへの敬意を、どうしても形にしたかったんです。

ダバディ:その熱意は、きちんと伝わったと思いますよ。
最終的には彼も、「そこまで言うなら」といった感じで、快くOKしてくれましたから。

竹原:そのご連絡をいただいたときは、本当に嬉しかったですね。

ダバディ:あと、実はお孫さんの存在も大きかったと思います(笑)
今って、お孫さんもだいぶ大きくなってきて、おじいちゃんって昔すごい選手だったんだって理解できる年齢らしいんですよ。

それで「じゃあ孫にシューズをプレゼントしてね」って(笑)

竹原:めちゃくちゃ微笑ましいエピソードですね(笑)

ダバディ:すごく人間味がありますよね。あんなにすごいことをした方なのに。
僕が彼を好きなところも、まさにそこで。この間、それは土田さんも仰っていましたね。

竹原:改めて聞くと、僕も本当にお会いしたくなります。
ちなみに、ダバディさんから見たプラティニって、どんな人物なんでしょう?
僕は寡黙というか、物静かな印象が強いのですが。

ダバディ:たしかに、口数が多いタイプではないですね。

でも、あれは無口というより「言葉を選んでいる」感じなんです。すごく周囲を見ている人で、ものすごく空気を読むタイプです。誰がどう感じるかを、かなり繊細に見ている印象があります。

あと、すごく「義理」を大事にしますね。「恩」とか、「信頼」とか。
だから僕も今回そこは絶対に雑にしないように気をつけました。

というのも、僕はもう日本に30年以上住んでいますし、半分日本人だと思っていますので、どんな仕事でも常に大事にしている部分ではあります。

竹原:なるほど。

ダバディ:そうなんです。
あとプラティニについては、その一方で、締めるところはちゃんと締めるという、リーダーシップは圧倒的だとも感じています。

現役時代もそうだったと思いますけど、「この人がいると場が整う」という空気を持っています。

竹原:スター性ですね。

ダバディ:そうなんです。声のトーンとかでも、そういう空気感を出せる人ですね。
あとは、ものすごくエレガントなんですよ。服装も、所作も。

年齢を重ねても品がある。座ったときの姿勢ひとつをとってもそう感じます。
あれは簡単に真似できるものじゃないですね。

竹原:たしかに過去の映像を見ていても、独特の品格があります。

ダバディ:でも、実はかなりユーモアな一面もあります。
急にシュールなジョークを言ったりするんですよ。

竹原:それは意外です(笑)

ダバディ:すごく頭の回転が速い人なので、会話の返しも面白いですね。

竹原:お話を聞けば聞くほど、ますますお会いしてみたくなります。

ダバディ:そう思わせる魅力がある人なんですよ。
彼は、決して裕福な家庭で育ったわけではありません。
でも、その一方で、ユベントスというイタリア屈指の名門クラブでプレーし、エリート層とも深く関わってきた。

だからこそ、庶民的な感覚も理解しているし、トップの世界も知っている。さまざまな立場の視点を持ち合わせている人なんです。

竹原:なるほど。だから、今なお世界中で特別な存在として語り継がれているのかもしれませんね。

ダバディ:僕もそう思います。
単なる“偉大な選手”というだけではなく、人としての深みがあるんですよね。

竹原:ダバディさん、改めまして本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
貴重なお話をたくさん聞かせていただき、とても嬉しかったです。

次はぜひ、プラティニさんも交えてお会いしたいですね。

ダバディ:こちらこそ、ありがとうございました。ぜひ、皆さんにも直接お会いしていただきたいです。

PATRICK復刻スパイクプロジェクトは、期間限定での受注販売となります。
ぜひこの機会にご覧いただけますと幸いです。

また、「サイズ感が気になる」「購入前に実物を確認したい」という方に向けて、6/4(木)よりPATRICK LABO各店にてフィッティングツアーを開催いたします。
ぜひあわせてご利用ください。

フィッティング・ツアー
@PATRICK LABO

  • PATRICK LABO 日本橋 / 神戸
    ※2店舗同時開催

    6/4(木)~ 6/8(月)
  • PATRICK LABO みなとみらい
    6/11(木)~ 6/15(月)
  • PATRICK LABO 福岡
    6/18(木)~ 6/22(月)
  • PATRICK LABO 名古屋
    6/25(木)~ 6/29(月)
  • PATRICK LABO なんば
    7/2(木)~ 7/6(月)
  • PATRICK LABO 吉祥寺
    7/9(木)~ 7/13(月)

※各店舗の詳細はSHOP LISTをご確認ください。
※展開サイズは24.5cm〜28.5cmとなります。


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